09年温室ガス6.9%減少

09年温室ガス6.9%減少【EU】

【ブリュッセル時事】
欧州連合(EU)27カ国の2009年の温室効果ガス排出量が前年比6,9%減少したことが、欧州環境庁(EEA)が10日に公表した暫定統計で明らかになった。
現象は景気後退の影響が大きいという、EUは27カ国の温室効果ガスを20年までに1990年比で20%削減する目標を設定。

 

2009年の排出量は1990年を17,3%を下回る水準で、EEAは「目標達成はまじかだ」と強調した。

 

また27カ国のうち、京都議定書の第一約束期間(08〜12年)に共同で温室ガスを8%削減する目標を掲げた15カ国の排出量は、すでに基準値を12,9%を下回るという。

 

EEAによると、09年は鉄鋼や化学の分野で生産活動が冷え込み、石油・石炭などの化石燃料の消費は5、5%減少。再生エネルギーの利用が8、3%増と大きく伸びたことも、温室効果ガスの減少に貢献した。

 

ただ、今年については景気回復で排出量が増加するか、減少速度が鈍化すると予想している。

 

2年連続減少・環境省

2010年12月27日、環境省の発表によると、2009年度の国内の温室効果ガス排出量(速報値)が二酸化炭素(CO2)換算で12億900万dとなり、08年度に比べ5.7%減少したと発表した。
リーマン・ショック以降の景気後退が続き、原発稼働率が上がったのが要因。減少は2年連続で、排出量は1995年以降で過去最低となった。
京都議定書の基準年である90年度比では4・1%減。日本は08〜12年度平均で6%減の目標を達成するため、森林吸収と海外からの排出枠購入を合わせて5・4%分を削減量に算入する方針で、国内対策による0.6%分の削減は達成できた計算となります。