もみ殻からシリカ抽出

資源化で100%再利用

太陽電池素地のの材料に

米のもみ殻から高純度の資源「シリカ(二酸化ケイ素)」を抽出し、肥料やセメント原料、太陽電池素材などに100%近く再利用することに、大阪大近藤勝義教授の研究グループが成功した。

 

もみ殻自体をバイオ燃料として利用する方法も模索。2,3年後の実用化を目指している。環境・経済面に貢献する技術として期待できるそう。

 

農業廃棄物のもみ殻は国内で年間300万d、アジアなどでも大量に算出に算出れている。これまでも飼料や敷材に利用されてきたが、大半は野焼きなどで処分される。

 

 

安全で高純度の非結晶性シリカを抽出する技術を開発

研究グループはもみ殻を酸洗浄、加熱し、安全で高純度の非結晶性シリカを抽出する技術を開発。再利用により、廃棄物からのほぼ完全な資源回収を実現した。

 

 

需要のあるシリカ、用途は様々。

シリカは、稲の収穫量と耐久性を向上させる肥料やコンクリート補強材、シリコン(ケイ素)型太陽電池の素材など用途が広く、近年では世界で年間5兆円以上の市場に成長している。

 

エネルギー面でも、バイオ燃料のほか、もみ殻を固めてまきを作る装置を企業と共同開発。ストーブなどの燃料として、学校や自治体、飲食店で利用予定だという。

 

シリカ(二酸化ケイ素、SiO2)シリコン(ケイ素)の酸化物で地上では多くは石英などの鉱石として存在している。

 

精密機器の素材や肥料などの工業・農業用資材のほか、食品や医薬品添加物などの利用でき、99%以上の高純度でより用途が広がるとさえている。温度などの条件で結晶化するが、結晶性シリカは人に対する発ガン性が指摘されており、産業利用には高純度かつ非結晶性が望ましいとされている。

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