火力や電子力技術の進歩

火力や電子力技術の進歩

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火力や電子力技術の進歩

 

 

火力や原子力、太陽光発電などの電源別の2009年時点の二酸化炭素(CO2)排出量を00年度時点と比較すると、もともと排出量の少ない水力を除く8電源で減少したことが、電力中央研究所の調査でわかった。

 

同研究所は「熱効率を高めるなど、発電に関する技術が前進したのが要因」と分析している。

 

 ただ、石炭火力発電の1キロワット時当たりの排出量は943グラムで、水力(11グラム)の約86倍と依然として高水準。CO2など温室効果ガス排出量の削減に向け、既存の発電施設の効率化に加え、太陽光など再生可能エネルギーによる発電の普及が急務となりそうだ。

 

 調査は、発電時の燃料使用だけでなく、発電所の建設から運転、解体、廃棄物処分までの過程を通じた排出量を算出。電力1キロワット時を発電するためのCO2排出量でみると、水力は00年比で変わらなかったが、熱効率が向上した火力や、ウラン濃縮に新技術を採用した原子力は減少した。

 

最も減ったのは、蒸気とガスタービン発電を組み合わせたLNG(液化天然ガス)複合火力で45c減少。タービン入り口の温度を上げて熱効率を高める技術の普及が寄与した。

 

太陽や風力など再生可能エネルギーを利用した発電も、製造工程でCO2排出の少ない新素材を用いるなどしたため、排出量が減少した。

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